草空間設計
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最近、「うさぎ日誌」になりかかっています。(笑)
最近のかめです。
ずいぶん大きくなって体重も増えました。
お風呂もだいぶ慣れてくれて、最近はお湯に浸かっている間はくつろいでいます。
でも、おしりや足を触られるのは嫌みたいです。(女の子だからかなあ)
だけどきれいにしないとねえ。
立ち上がったり、ウンチポーズができないから、おしりの周りやお腹についてしまうんですね。
不衛生なまま放っておけば、最悪、皮膚炎になってしまうこともあるとか。
というわけで、ウサギは毛皮が濡れるのを嫌うと言いますが、お風呂はかかせません。
浸かっているときはいいのですが、お湯から上げて、濡れた毛皮からすーっと熱が奪われていく時が嫌みたいで、バッタバッタ暴れます。
それを素早く大きなタライの中に敷いたタオルの上に乗せ、乾いたタオルでグルグル巻きにします。(これが私的には面白いんです。かめはどう思ってるかしらないけれど。ただ、耳を寝かせてるのと、ギリギリと歯を鳴らすストレス表現をしないので嫌ではなさそうです)
水気がだいたい取れて毛がふわっとしたら、タオルの上に乗せたままにして、その間にケージの中の汚れたSUSUマットを替えたり、スノコを掃除したりします。
この間、かめはタライの中で暴れたりタオルをかじったり、「ストレスいっぱいだあああ!」と言っています。(ボディランゲージで)
なので、ストレス解消用に牧草を何本かタライの中に入れておいてやると、怒りながらそれをかじっています。
でも、この頃はわりとすぐに落ち着いて、タライのフチから顔を出してあたりを見てたりします。
かわいいです!
で、ケージの準備ができたら抱っこして戻してやると、餌入れの餌をコリコリ食べ始めます。
だいぶ、暮らしのパターンに慣れてきたかなあ。。
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
最近のかめです。
ずいぶん大きくなって体重も増えました。
お風呂もだいぶ慣れてくれて、最近はお湯に浸かっている間はくつろいでいます。
でも、おしりや足を触られるのは嫌みたいです。(女の子だからかなあ)
だけどきれいにしないとねえ。
立ち上がったり、ウンチポーズができないから、おしりの周りやお腹についてしまうんですね。
不衛生なまま放っておけば、最悪、皮膚炎になってしまうこともあるとか。
というわけで、ウサギは毛皮が濡れるのを嫌うと言いますが、お風呂はかかせません。
浸かっているときはいいのですが、お湯から上げて、濡れた毛皮からすーっと熱が奪われていく時が嫌みたいで、バッタバッタ暴れます。
それを素早く大きなタライの中に敷いたタオルの上に乗せ、乾いたタオルでグルグル巻きにします。(これが私的には面白いんです。かめはどう思ってるかしらないけれど。ただ、耳を寝かせてるのと、ギリギリと歯を鳴らすストレス表現をしないので嫌ではなさそうです)
水気がだいたい取れて毛がふわっとしたら、タオルの上に乗せたままにして、その間にケージの中の汚れたSUSUマットを替えたり、スノコを掃除したりします。
この間、かめはタライの中で暴れたりタオルをかじったり、「ストレスいっぱいだあああ!」と言っています。(ボディランゲージで)
なので、ストレス解消用に牧草を何本かタライの中に入れておいてやると、怒りながらそれをかじっています。
でも、この頃はわりとすぐに落ち着いて、タライのフチから顔を出してあたりを見てたりします。
かわいいです!
で、ケージの準備ができたら抱っこして戻してやると、餌入れの餌をコリコリ食べ始めます。
だいぶ、暮らしのパターンに慣れてきたかなあ。。
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
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5日、岐阜で上棟しました。
3日前から建て始めていたあの建物です。
これは2階で撮った写真。
足場を良くするために、2階床梁の上には合板が敷いてあります。
カメラが立っている場所は本来は吹き抜けになるところ。
夕方5時から上棟式をとり行いました。
棟飾り
祝詞を読み上げる棟梁
このあと、この場所で宴会が催されました。
棟飾りがしばり付けてある柱は、以前、施主さんたちと一緒に山まで伐りに行った木です。
下の写真のようにして野積みされ、天然乾燥をベースに乾燥されて(一部低温乾燥釜に入りました)現場へ届けられたものです。
この建物はまもなく「木づくりの家の会」の構造見学会が行われます。
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
3日前から建て始めていたあの建物です。
これは2階で撮った写真。
足場を良くするために、2階床梁の上には合板が敷いてあります。
カメラが立っている場所は本来は吹き抜けになるところ。
夕方5時から上棟式をとり行いました。
このあと、この場所で宴会が催されました。
棟飾りがしばり付けてある柱は、以前、施主さんたちと一緒に山まで伐りに行った木です。
下の写真のようにして野積みされ、天然乾燥をベースに乾燥されて(一部低温乾燥釜に入りました)現場へ届けられたものです。
この建物はまもなく「木づくりの家の会」の構造見学会が行われます。
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
今日が日柄が良く、明日は三輪坊。明後日も日柄良し。
ということで、今日、立柱式を行い、建て方を始めました。
明日から本格的にレッカーを入れ、明後日、上棟式という段取りです。
仕口のいくつかをUPします。
まずは柱の足元の込み栓。
左の写真は土台や大引きで隠れてしまう柱の足元にあらかじめ込み栓を打って、先端をノミで削りとっているところ。
右は同じく両側に土台がくる柱の足元ですが、手前の土台を引き寄せるための雇い蟻が仕込んであります。
これらの仕掛けは、組上がれば全て見えなくなってしまいます。
こういうところをきちんとやるかどうかが、「木づくりの家の会」の棟梁の違うところでしょう。
下の写真は2本込み栓。
強い引き抜き力に耐えます。金物なしでいけることは実験で確認しました。
柱と梁の仕口。
これらの「仕事」がしてあるかどうかは、地震などの大きな力が加わった時「粘り」があるかどうかを左右します。
暑い中、大工さんたちは今日は手作業でこうした部分を組み上げていました。
熱中症に気をつけて3日間頑張ってください。
建ち上がった写真はまたUPします。
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
ということで、今日、立柱式を行い、建て方を始めました。
明日から本格的にレッカーを入れ、明後日、上棟式という段取りです。
仕口のいくつかをUPします。
まずは柱の足元の込み栓。
左の写真は土台や大引きで隠れてしまう柱の足元にあらかじめ込み栓を打って、先端をノミで削りとっているところ。
右は同じく両側に土台がくる柱の足元ですが、手前の土台を引き寄せるための雇い蟻が仕込んであります。
これらの仕掛けは、組上がれば全て見えなくなってしまいます。
こういうところをきちんとやるかどうかが、「木づくりの家の会」の棟梁の違うところでしょう。
下の写真は2本込み栓。
強い引き抜き力に耐えます。金物なしでいけることは実験で確認しました。
柱と梁の仕口。
これらの「仕事」がしてあるかどうかは、地震などの大きな力が加わった時「粘り」があるかどうかを左右します。
暑い中、大工さんたちは今日は手作業でこうした部分を組み上げていました。
熱中症に気をつけて3日間頑張ってください。
建ち上がった写真はまたUPします。
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ウサギのかめは日に日に大きくなっています。
この間なんか、なんとジャンプして水飲み用の器を跳び越えました。
この足で、です。
下に敷いてあるのはSUSUというバスマットです。
ネットで調べてみたら、足の力がなくなって立てなくなったシニアのウサギに良い、ということでしたので、早速買って試してみました。
吸水性が良く、おしっこでお腹が汚れないし、フンも長い毛足の間に入ってしまっておなかの毛についたりしません。
動物用の吸水シートを使っていた時は、おなかにいっぱいフンがついてしまって、毎日お風呂に入れていました。
ウサギは水に濡れることを嫌がる性質がありますので、SUSUにしてからは1日おきにしています。
ぬるま湯におなかを浸けてそっと洗ってやっていると、一応おとなしくしてはいるのですが、私の指をぺろぺろ舐め続けています。
これはたぶん、ストレス解消行為です。
洗い終えたらすぐにタオルでよく拭いてやり、さらにパルプチップの上に乗せて水分を吸収させ、早く毛が乾くようにしてやります。
以前、ドライヤーを使おうとしたことがあったのですが、音にびっくりされたので今はこの方法をとっています。
ただ、私がケージに近づくと、お風呂に入れられるのではないか、と思うのか、じたばたと逃げることが増えました。
水の器を跳び越えたのもそういう時です。
いいかげん慣れてくれよ〜。
お風呂はキミの宿命なんだってば。
ウサギは皮膚炎などになったりするとなかなか治らないので、かめのようにおなかを持ち上げて移動できない子は常に清潔を保つことが大事なんです。
って、お医者さんも言ってたでしょ。
なお、SUSUは人間用のバスマットなので、抗菌剤などが吹き付けてある可能性を考慮して最初に一度洗ってから使いました。
問題は、吸水性の良いマットなので、洗うと3日ほど乾かないことですね。
洗い替えがたくさん要ります。
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この間なんか、なんとジャンプして水飲み用の器を跳び越えました。
この足で、です。
下に敷いてあるのはSUSUというバスマットです。
ネットで調べてみたら、足の力がなくなって立てなくなったシニアのウサギに良い、ということでしたので、早速買って試してみました。
吸水性が良く、おしっこでお腹が汚れないし、フンも長い毛足の間に入ってしまっておなかの毛についたりしません。
動物用の吸水シートを使っていた時は、おなかにいっぱいフンがついてしまって、毎日お風呂に入れていました。
ウサギは水に濡れることを嫌がる性質がありますので、SUSUにしてからは1日おきにしています。
ぬるま湯におなかを浸けてそっと洗ってやっていると、一応おとなしくしてはいるのですが、私の指をぺろぺろ舐め続けています。
これはたぶん、ストレス解消行為です。
洗い終えたらすぐにタオルでよく拭いてやり、さらにパルプチップの上に乗せて水分を吸収させ、早く毛が乾くようにしてやります。
以前、ドライヤーを使おうとしたことがあったのですが、音にびっくりされたので今はこの方法をとっています。
ただ、私がケージに近づくと、お風呂に入れられるのではないか、と思うのか、じたばたと逃げることが増えました。
水の器を跳び越えたのもそういう時です。
いいかげん慣れてくれよ〜。
お風呂はキミの宿命なんだってば。
ウサギは皮膚炎などになったりするとなかなか治らないので、かめのようにおなかを持ち上げて移動できない子は常に清潔を保つことが大事なんです。
って、お医者さんも言ってたでしょ。
なお、SUSUは人間用のバスマットなので、抗菌剤などが吹き付けてある可能性を考慮して最初に一度洗ってから使いました。
問題は、吸水性の良いマットなので、洗うと3日ほど乾かないことですね。
洗い替えがたくさん要ります。
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最後まで残っていた足の悪いウサギの子は
正式に草空間設計の所員として採用することになりました。
名前は、所長権限で「かめ」と決めました。
ちゃんと立てない手足で、ジタジタと動く姿がウミガメの赤ちゃんを連想させたのと、「鶴は千年、亀は万年」と言われるように長寿の象徴としての名前をあげることで、「長生きしろよ」という意味も含めてあります。
お医者さんの話では、こういう症状は「開張肢」の可能性が高いが、脳内に寄生虫がいるという可能性もあるとのこと。
こういう子は良くて1〜2年しか生きられないそうです。
ウサギの平均的寿命は7年くらいと聞きます。
動物病院の先生には「ほんとに飼うの?」という顔をされました。
が、へそ曲がりの私は、
よし、それなら3年以上を目指してやろう!
と一人心の中で思いました。
短い兎生かもしれないが、精一杯楽しくやろうぜ。かめ。。
ところで、思いがけず所員が増えたことで、
草空間設計の人件費・・・もとい、兎件費は跳ね上がりました。(ウサギだけに)
給料(エサ)、福利厚生費(ケージやウサギグッヅやお医者さん代・・・etc.etc.)
事務所の経営・・・・・大丈夫?・・・(笑)
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
正式に草空間設計の所員として採用することになりました。
名前は、所長権限で「かめ」と決めました。
ちゃんと立てない手足で、ジタジタと動く姿がウミガメの赤ちゃんを連想させたのと、「鶴は千年、亀は万年」と言われるように長寿の象徴としての名前をあげることで、「長生きしろよ」という意味も含めてあります。
お医者さんの話では、こういう症状は「開張肢」の可能性が高いが、脳内に寄生虫がいるという可能性もあるとのこと。
こういう子は良くて1〜2年しか生きられないそうです。
ウサギの平均的寿命は7年くらいと聞きます。
動物病院の先生には「ほんとに飼うの?」という顔をされました。
が、へそ曲がりの私は、
よし、それなら3年以上を目指してやろう!
と一人心の中で思いました。
短い兎生かもしれないが、精一杯楽しくやろうぜ。かめ。。
ところで、思いがけず所員が増えたことで、
草空間設計の人件費・・・もとい、兎件費は跳ね上がりました。(ウサギだけに)
給料(エサ)、福利厚生費(ケージやウサギグッヅやお医者さん代・・・etc.etc.)
事務所の経営・・・・・大丈夫?・・・(笑)
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施主さんの親戚の家で生まれた6匹の子ウサギたちはそこから3匹までもらわれていきました。
(今回は「匹」で書きますね)
それぞれ「保健所行き」は免れました。
新しい家族と幸せになってほしいですね。
先日、残っていた3匹を、はるばる岐阜の草空間設計まで借りてきました。
次回現場に伺う時まで残ってたら返す、ということで。
そして、今日2匹までもらわれていきました。
足の悪い1匹だけが残りました。
さて・・・どうしたものか・・・
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(今回は「匹」で書きますね)
それぞれ「保健所行き」は免れました。
新しい家族と幸せになってほしいですね。
先日、残っていた3匹を、はるばる岐阜の草空間設計まで借りてきました。
次回現場に伺う時まで残ってたら返す、ということで。
そして、今日2匹までもらわれていきました。
足の悪い1匹だけが残りました。
さて・・・どうしたものか・・・
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施主さんの親戚の家で生まれた子ウサギの里親を探しています。
5月生まれ。
6羽(最近こういう数え方あまりしなくなりましたね)います。
とても飼いきれない、ということで引き取って飼ってくださる方を探しています。
里親になってくださる方がいらっしゃいましたら、草空間設計までご連絡ください。
草空間設計:TEL・FAX 058-232-2870
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
5月14日、「削ろう会in飛騨・高山大会」に行ってきました。
「削ろう会」はもう20年ほども続く大工さんたちの「薄削り」の競技会です。
鉋の刃先を研ぎ、台を調整して、いかに薄くて美しい「削り華」(鉋クズのこと)を出すかを競い合います。
ミクロン単位の勝負です。
右の写真は、ゲージで台の状態を見ている大工さん。
最初は、10人ほどの棟梁たちの「遊び」として始まったこの会は、回を重ねるごとに参加者や見学者が増え、今や何百人という参加者が集う一大イベントに成長しました。
初日なので、まだそれほど人数も多くないかな・・・と思っていたら、すごい人数のお客さんと熱気でした。
なんと! 名だたる棟梁たちに混じって、工業高校の生徒さんも参加していました。
外国人の集団を発見。
どこから来たのかを聞いてみるとアメリカからだというので、「ティンバーフレーマーか?」と訊ねてみたら「そうだ」ということでした。
計測済みの「削り華」が掛けられた計測所。
競技参加者以外は通路から中には入れないので、遠くからの撮影です。
これが「削り華」。
かつて永六輔さんが初めて削ろう会を見た時、「こんな美しいものを
『クズ』と呼ぶなんて」と言って命名したのが「削り華」という名前
です。
もちろんこれは「計測」に出されなかったものです。
これは巾1尺の大鉋の実演コーナー。
体験もできます。もちろん「体験」してるのは大工さんです。さすがに素人があつかえる代物ではありません。
その隅っこでこんなものを見つけました。
アクリル製の大鉋。
作った方に理由を聞いたら「面白いと思ったから」だそうです。
屋外では、削り(はつり)や大鋸(おが)の実演もやっていました。
車椅子の大工さんが大鋸の体験をしていました。
小学生くらいの女の子もにっこにこの顔で体験していましたが、こちらは写真撮りそびれました。
そこで見かけた「削り華」で作った帽子飾りをつけた女性。
イベントの盛大さの裏で、
この20年で大工さんの数は半分に減りました。
住宅建設の現場で「鉋」を使う機会に恵まれる大工さんは、さらに少ないでしょう。
「消費者」の方にも、ちょっと考えてほしいところです。
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
「削ろう会」はもう20年ほども続く大工さんたちの「薄削り」の競技会です。
ミクロン単位の勝負です。
右の写真は、ゲージで台の状態を見ている大工さん。
最初は、10人ほどの棟梁たちの「遊び」として始まったこの会は、回を重ねるごとに参加者や見学者が増え、今や何百人という参加者が集う一大イベントに成長しました。
初日なので、まだそれほど人数も多くないかな・・・と思っていたら、すごい人数のお客さんと熱気でした。
なんと! 名だたる棟梁たちに混じって、工業高校の生徒さんも参加していました。
外国人の集団を発見。
どこから来たのかを聞いてみるとアメリカからだというので、「ティンバーフレーマーか?」と訊ねてみたら「そうだ」ということでした。
計測済みの「削り華」が掛けられた計測所。
競技参加者以外は通路から中には入れないので、遠くからの撮影です。
これが「削り華」。
かつて永六輔さんが初めて削ろう会を見た時、「こんな美しいものを
『クズ』と呼ぶなんて」と言って命名したのが「削り華」という名前
です。
もちろんこれは「計測」に出されなかったものです。
体験もできます。もちろん「体験」してるのは大工さんです。さすがに素人があつかえる代物ではありません。
その隅っこでこんなものを見つけました。
アクリル製の大鉋。
作った方に理由を聞いたら「面白いと思ったから」だそうです。
屋外では、削り(はつり)や大鋸(おが)の実演もやっていました。
車椅子の大工さんが大鋸の体験をしていました。
小学生くらいの女の子もにっこにこの顔で体験していましたが、こちらは写真撮りそびれました。
そこで見かけた「削り華」で作った帽子飾りをつけた女性。
イベントの盛大さの裏で、
この20年で大工さんの数は半分に減りました。
住宅建設の現場で「鉋」を使う機会に恵まれる大工さんは、さらに少ないでしょう。
「消費者」の方にも、ちょっと考えてほしいところです。
草空間設計HP http://island.geocities.jp/hacobera/index.html
愛知県で上棟を行いました。
レッカーが使えない場所だったので、人力で上げました。
平屋です。
前日のうちに土台を敷き、今日上げる材料が運び込んであります。
大工さんが手でキザんだ継手や仕口。
棟梁が「図板」を使って応援の大工さんたちに組み立て手順を説明します。手順を間違えると組めない場合があります。
「図板」というのは、設計図とは別に、大工さんがキザミをする際に板に描く構造の図です。
立柱式。
上棟の朝、最初の柱を立てるお祝いの式です。
この紅白の布でくるんだ八角柱が、施主さんと山に伐りに行った柱です。
これを最初に立てます。
施主さんと棟梁でお参り。
柱の足元。
三方からくる土台の「アリ」に柱を落とし込む仕口です。
足元を合わせて、柱の頭にはホゾが壊れないように木で作ったガードの箱をかぶせます。
施主さんに掛け矢で柱を打ち込んでもらいます。
・・・が、施主さんは初めてすることですから、太い柱はなかなか入っていきません。
そこで棟梁が加勢! さすが棟梁。ぐんぐん入っていきます。
ぴったり入った柱の根元に御神酒をかけて、立柱式終了。
さて、その後次々に柱が立てられ、大工さんたちのテキパキした動きでどんどん骨組みができてゆきます。
部材には、どこにくるものかわかるように「番付」が書いてあります。
伝統の手キザミの技術のいくつかを紹介しましょう。
これは梁を継ぐ継手の一つで「台持ち継ぎ」といいます。
これは「追掛け大栓継ぎ」
上からの曲げ荷重にも強い継手です。
窓など開口部の上の強度を上げる「まぐさ組み」とその端部の仕口「ホゾ抜き込栓打ち」
ちなみに「継手」とは梁など長いものをさらに長く継いでいく木組みの技術。
「仕口」とは直角に交わる材を組む技術のことです。
これは、屋根の登り梁が掛かる部分の仕口「渡り顎」
これらの仕口が組み合わさることで、金物ではでない「構造の粘り」がでます。
それが、想定を超える地震力などが加わったとき、人命を守る最後の砦となるのです。
伝統的日本の木造の知恵です。
棟木も上がり、屋根の登り梁を納めてゆきます。
この大きな材を全部人力で上げました。一部翌日まで持ち越すかとも思っていましたが、1日でよくやったものです。
気持ちよく上棟式に臨めます。
最後に施主さんが、あの柱のてっぺんの「込栓」を打ち込んで
本日の上棟の終了です。
山まで木を伐りに行くところから始まって、その柱の最後の込栓を打つところまでご自身の手で行うという経験のできた施主さんは、もう大満足の表情でした。
この後、上棟式をとり行いました。
この工務店のやり方は、
道具を並べて祭壇をつくり、棟梁が祝詞をあげて、その後施主さんと一緒に建ち上がった家の四隅に塩と御神酒をまいて回る。というものでした。
このあと宴席があったのですが、
食べて話すのに忙しく、写真を撮り忘れましたので省略です。。(笑)
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レッカーが使えない場所だったので、人力で上げました。
平屋です。
大工さんが手でキザんだ継手や仕口。
「図板」というのは、設計図とは別に、大工さんがキザミをする際に板に描く構造の図です。
立柱式。
上棟の朝、最初の柱を立てるお祝いの式です。
この紅白の布でくるんだ八角柱が、施主さんと山に伐りに行った柱です。
これを最初に立てます。
柱の足元。
三方からくる土台の「アリ」に柱を落とし込む仕口です。
足元を合わせて、柱の頭にはホゾが壊れないように木で作ったガードの箱をかぶせます。
施主さんに掛け矢で柱を打ち込んでもらいます。
・・・が、施主さんは初めてすることですから、太い柱はなかなか入っていきません。
ぴったり入った柱の根元に御神酒をかけて、立柱式終了。
さて、その後次々に柱が立てられ、大工さんたちのテキパキした動きでどんどん骨組みができてゆきます。
部材には、どこにくるものかわかるように「番付」が書いてあります。
伝統の手キザミの技術のいくつかを紹介しましょう。
これは「追掛け大栓継ぎ」
上からの曲げ荷重にも強い継手です。
窓など開口部の上の強度を上げる「まぐさ組み」とその端部の仕口「ホゾ抜き込栓打ち」
ちなみに「継手」とは梁など長いものをさらに長く継いでいく木組みの技術。
「仕口」とは直角に交わる材を組む技術のことです。
これは、屋根の登り梁が掛かる部分の仕口「渡り顎」
これらの仕口が組み合わさることで、金物ではでない「構造の粘り」がでます。
それが、想定を超える地震力などが加わったとき、人命を守る最後の砦となるのです。
伝統的日本の木造の知恵です。
この大きな材を全部人力で上げました。一部翌日まで持ち越すかとも思っていましたが、1日でよくやったものです。
気持ちよく上棟式に臨めます。
最後に施主さんが、あの柱のてっぺんの「込栓」を打ち込んで
本日の上棟の終了です。
山まで木を伐りに行くところから始まって、その柱の最後の込栓を打つところまでご自身の手で行うという経験のできた施主さんは、もう大満足の表情でした。
この後、上棟式をとり行いました。
この工務店のやり方は、
道具を並べて祭壇をつくり、棟梁が祝詞をあげて、その後施主さんと一緒に建ち上がった家の四隅に塩と御神酒をまいて回る。というものでした。
このあと宴席があったのですが、
食べて話すのに忙しく、写真を撮り忘れましたので省略です。。(笑)
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