草空間設計
新緑の季節に、山歩きを兼ねて林道整備中の山の見学会を行いました。

この時期は伐採の時期ではありませんが、林道整備にともなって間伐をするということで、実際の伐採を見せてもらうこともできました。

 
途中まで車で登り、そこから整備したばかりの林道を歩きます。
左の写真、奥の部分は間伐の済んだ森。右の写真は間伐されていない未整備の森。
一見自然で良さそうに見えますが、光が下まで届きにくく、植生が単純になって小動物なども住まなくなります。

 間伐した材の枝。
少し前まで、こうしたものは「産業廃棄物」という扱いでしたが、今はバイオマス発電などに使われています。


整備されたばかりの林道を登ります。子どもたちは元気で、へばり気味の大人たちの前を走ってゆきます。
折れ曲がった林道の間の部分は間伐が済んだ森。右の山側はまだです。
森の暗さがわかりますね。


林道はトラックが登りやすいように等高線に沿った形で緩やかな上り勾配でつけてゆきます。
そうすると、左の写真のように雨が降った時に水が流れる谷筋を切るような場所が出てきます。
このままでは大雨の時などに林道の上を水が走り、せっかく作った林道を壊してしまう恐れがありますし、ふだんから水が流れている場所では水が溜まって林道がぐじゅぐじゅの水たまりになってしまいます。
そこで、水を下に流してやる仕掛けを作ってあります。(真ん中の写真)
林道の途中に丸太を寝かせて、その下を水が通るような仕組みを作ります。
もちろん、その場にある木や枝、石などを使って作るのです。
お金をかけていたら到底採算は合いません。
一番右の写真は、丸太の下から水が流れ出ているところ。

 
ところどころ、こうした硬い岩盤を削ってあります。
岩の様子から、この山が褶曲でできたことがわかりますね。
こういう節理の仕方をする石の上等なものは天然スレートになります。この岩は割れ方も不規則でボロボロになってしまうのでダメですが。

さて、林道を登りきったところで伐採を見せてもらいました。
 
まず倒したい方向の根元にV字型に切り込みを入れます。
 
次に反対側に大きく切れ込みを入れます。

そして、クサビを打ち込んで切れ目を開いてゆきます。

倒れる瞬間。

ゆっくり傾いで、ザザザザザッ、ドォーーーン!
この人は上手いです。
狙った方向にきっちり倒します。

ギャラリーは山の上の方から遠巻きに眺めて、写真を撮ったりしています。
 
右の写真はギャラリーと作業員の位置関係。
かなり離れています。
以前、同じような見学会をやった時、ツルの絡まった木が思いがけない方向に倒れてきて危うく私が下敷きになりかかったことがあったので、今回はこういう形にしました。


倒した木と、その切り株。
段のついている低い方側へ倒したということです。


別の切り株の年輪。
この年輪を見ると、30年生くらいの頃に、一度周りが間伐されたことがわかります。

桑原さん(この山のオーナーで製材工場の社長)が「ほうば」をたくさん採ってくれていました。

朴木の葉っぱです。
そう。あの「ほうば味噌」のほうばです。
ただし、ほうば味噌用は秋に採るようです。
この時期のは関あたりの郷土料理「ほうば寿司」に使います。

 帰り道、ほうばで受けて湧き水を飲んでみました。

ほうばの器に汲んだ湧き水。
美味しかったです。

工場に帰ると、桑原さんの奥様が「ほうば寿司」の準備をしてくださっていました。

自分で巻いて作って食べる、という趣向でしたが、欲張ってたくさん乗っけてぐっちゃぐちゃになって何だかわからないものになってしまいました。(笑)
奥様が作ってくださったのはさすがに綺麗で美味しそうでした。
お土産にほうばをいっぱいいただきました。

集まった人数は少なかったけど、楽しい1日でした。

帰りに、有名な「モネの池」が近いというので、寄って写真を撮ってきました。



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今日はかめの誕生日です。

1歳になりました♪

というわけで、ぶきっちょながら干し草とレタスとニンジンで
お誕生日ケーキを作ってみました。

干し草を丸くするのに、すっごい苦労しました。(笑)

で、かめのケージに入れてみると
 突進して バラバラに壊しながら食べます!

ついでに下の紙までかじるので、途中で紙は抜きました。

ほぼ全部食べ散らかした後のかめ。

なんで今日はこんなにご馳走があるんだろう?
って思ってるかもしれません。
でも、ニンジンには見向きもしないで、完全に食べ残しました。
ニンジンきらいみたい。。。

ウサギはニンジン・・・というのは、人間の勝手な思い込みだったようです。
やっぱり、その子ごとに個性があるんだよね。
2歳の誕生日はニンジンじゃないものをトッピングにしてあげようと思いました。

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4月、岐阜県の住宅が引き渡しを終えました。
振り返れば5年以上のお付き合いになります。
紆余曲折の末、今の土地に決まり、2年前、施主さんと一緒に山へ柱になる木を伐りに行きました。
 

そして、この木がキッチンの脇に立つこの独立柱になりました。


以下、写真をUPします。

順に、リビング、小上がり、和室。

 
手づくりの和室の照明

 
階段の上り口と、上りきった階段室の風景


吹き抜けにあるクラシックガラスを入れた小窓


吹き抜けに面した2階の廊下


主寝室・ブラケット照明は美濃和紙の特注照明


左から、書斎ロフト、子供室1のロフト、子供室2のロフト
子供室2は、子供さんの希望で淡い水色です。「大人になってもオシャレに感じられる水色」をつくりました。

 
南側外観。
造園はまだ途中です。北側のアプローチ部分はまだこれから、という状態です。
車庫もまだこれからです。

もうしばらくお付き合いが続きます♪


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昨日、現場から帰るとかめに事件が起こっていました。

ケージの本体と扉の間の針金が二重になっている部分に、前歯が挟まったまま抜けなくなってしまったそうです。
妻と娘が、手足をばたつかせて暴れるかめを押さえつけて、なんとか前歯をはずしたそうですが、ケージに血が付いていました。
歯茎を傷めたのか、歯が折れてしまったのか、それとも抜けてしまったのか・・・・。

かめはうずくまったまま、時々鼻先をマットにこすり付けるような仕草をしています。
お医者さんに電話でアドヴァイスをいただいたのですが、考えられる可能性は次の3つだそうです。
1)  歯茎を怪我した。
2)  歯が折れた。
3)  奥の方で歯が折れた。(重傷)

とりあえず硬いものをかじらせないようにし、ペレットをふやかして柔らかくしたものとそのままの硬いものを並べて置いて、どちらを食べるか、あるいはまったく食べないか、観察してみること。ということでした。
痛ければ柔らかい方だけ食べるし、重傷なら食べないかもしれない。経過を観察した上で、明日また連絡ください。ということでした。

昨夜は、とりあえず柔らかくしたペレットには首をつっこんで食べていましたし、指ですくって鼻先に持って行ってやるとペロペロ舐めるようにして食べました。

今朝になると硬いペレットや牧草が減っていました。
もう柔らかくしたペレットを鼻先に持っていっても見向きもしません。
いつものかめです。
お医者さんに電話で報告すると、「まあそれなら薬もいらないでしょう」ということでした。

今夜はお風呂にも入れてやり、もう食欲もいつも並みで元気にしています。



ケージは扉の方にも板を設置し、普段は扉を開けないレイアウトにしました。
通常なら、扉とケージの針金が二重になるこんな下の方にウサギの顔がくることはないのでしょうが、かめは身障者なので、ちょうどそこに鼻先がいってしまいます。

さすがにウサギのケージにまではユニバーサルデザインは普及していないようです。(笑)

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この頃、困ったな・・・と思うことがあります。

家をつくるのに3ヶ月や4ヶ月でできるのが当たり前っだと思っている人ばかりになってきたことです。
ハウスメーカーはたしかに、そのくらいでやるところがあります。
でもそれは、あらかじめ工場で生産してストックしておいた「部品」を組み立てているだけで、一から作っているわけではありません。
当然、それは用意された選択肢の中から選ぶことしかできません。
メーカーが違うのに、どの家を見ても同じような感じがしてしまうのはそのせいです。



モノを作る。
という感覚を失いつつある人が増えているような気がします。

早くて安ければいい。
という世の風潮の中で、つくる、ということに必要な時間のことがわからなくなってきているのかもしれません。

木が育つのに、どのくらいの年月を要するのか。
大工の仕事はどのくらい時間をかけるのがいいのか。
本当に欲しいものを自分自身の心に問いかけ、設計の図に落とし込むまで、どのくらいの時間を必要とするのか。

効率化。
というものが、必ずしも「善」ではありません。
それは場合によっては、私たちの暮らしを本質的に「貧しく」しているように私は思います。

日本は世界でも指折りに豊かで、安全な国であるのに、
日本人の「幸福度」は、世界でかなりの下位にあります。

そのことを、もう一度、落ち着いてよく考えてみてほしいと思うのです。

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これは外壁の左官下地で「木ずり」とか「バラ板」などと言います。
この下に通気胴縁があり、さらにその内側に透湿防水紙があって壁体内の湿気を抜く仕掛けになっています。

最近はこういうものもほとんど見なくなりました。
どの現場でもサイディングばかり使っています。
人件費が削減できて安上がりなのと、工期が短くできるなどの利点があるためですが、どうしてもコーキングに頼らざるをえないという問題もあります。
10年くらいするとコーキングが劣化してきますし、サイディング自体が反って目地が開いてくることもあります。

こうなると、補修法は
 1) 全部張り替える
 2) コーキングを打ち直してだましだまし使い続ける
くらいしかなくなります。
長く住むにはやや不向きな素材ですね。

工期が短く、人件費が削減できるーーというのは、短期的には業者にとっても建主にとってもいいことのように見えますが、中長期的にはむしろマイナスです。
なぜなら、人件費を削られた職人は「いい仕事」をする機会が奪われ、腕が落ち、なり手も減ります。
建主にとっては味気ないだけでなく、メンテナンスができる環境を失うことにつながり、結果的には高くて質の劣るものを買わされる羽目に陥るからです。

そして、
寿命の短くなった家が取り壊される時には、自然に還ることのない大量の産業廃棄物と化して環境に負荷を与えることになります。

また、木ずり板は丸太から柱などを採った残りの部分で作りますので、森林資源の有効利用にもつながっています。


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かめにつきくらさんからクリスマスプレゼントが届きました。
生後8ヶ月、ということで大人になった成人・・・もとい、成兎祝いも兼ねてます。
これがそれ。
 キャリーケース!

しかし、
かめのこの足の形でこれに上手く入れるのかな?
しかも、かめの場合、お出かけは医者に行くのがほとんど。。(笑)
まあ、季節がよくなったら、がんばって両脇かかえてうさんぽさせてあげたいな、とは思ってますが。

で、そのかめは・・・

再びハゲが進行中。

頭のてっぺんや肩のところに毛の抜けた部分がまたできてきてしまいました。

お薬も飲めてるし、食欲もあってウンチもちゃんと出てるんですが。

またお医者さんに相談してみよう。
まあ、命にかかわらなきゃいいか・・・
みたいな気分になってる飼い主です。。

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岐阜市の現場で階段が作られているところです。
最近はヘタをすれば、階段のキットを買ってきてポン、なんて時代ですが、ここは大工さんの手作りです。

回り階段部分。
この下が土間の通路になるため、かなり複雑な構造です。この辺の仕事は棟梁でなければできません。
下の写真は直線部分のオヤ(段板を支える側面の板)を加工している棟梁。


出来上がった直線部分を下から見たところ。

実は、この階段の3段目にヒミツがあります。
・・・・・・それは

この階段を作っている棟梁の仕事を、施主さんの小学生のお子さん(女の子)が学校帰りにずっと見ていました。
すごく興味があったようです。
そこで棟梁が「段板、削ってみる?」
というわけで、女の子は、な、なんと! 大工さんの鉋を使わせてもらって、大工さんに手ほどきしてもらいながら檜の段板を削らせてもらいました。
大工さんの道具は刃物の研ぎが命です。
ですから、ふつうは大工さんは素人に道具を使わせたりはしません。刃こぼれなどをしてしまう可能性があるからです。
でも、棟梁は目を輝かせて職人の仕事を見ている女の子に「一生の思い出になるだろう」と、段板を削らせてくれました。

それが、3段目の板です。
裏側には棟梁が女の子の名前を彫ってくれました。


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先日、ある方から「かめちゃんは生きているのだろうか・・・」とご心配の声をいただいてしまいました。
そういえば、「大ピンチ」からこっち、全然UPしてなかったです。

というわけで、この写真。

元気です!

糞詰まりは治ったんですが、その間に耳元のハゲ(何らかの真菌による皮膚病)はさらに広がっていました。
ただ、お医者さんも抗生剤の飲み薬が腸の異変を引き起こした可能性を否定しきれず、外用薬で対応していましたが、ついに左耳の根元が輪っか状に毛がなくなるという状況になってしまいました。
痒がって左足をブンブン振り回すのですが、この身体なので耳に届きません。
本人はめっちゃイラついてると思うんですが、届いたら多分血だらけになるまで引っ掻いちゃうでしょうから、よかったかもしれません。

ついに先生は抗生剤の経口投与の再開を決断します。
「最初は1袋の1/4か1/3くらいずつ飲ませて様子を見てください。それで大丈夫そうなら、1/2に増やして与えてみてください。最低でも1/2の濃度を保たないと効かないと思います。」
ということでしたので、そのようにしてみました。

特に問題もなく、元気にウンチをして、よく食べています。
ハゲの部分も真ん中あたりから毛が生えてきて、周辺はまだ少し進行しているようですが、良くなってきました。
まだ病気の残っている部分が線のように毛が無いです。
メッシュみたい。
最近、ちょっと反抗的だし・・・。(笑)


SUSUマットも齧ってこのもふもふの毛を抜いてしまいます。
すでに一部はただの「布」になっています。
ウサギの6〜7ヶ月目というのはちょうど思春期なんだそうです。
ストレスも大きいと思います。
いろんなことに興味があるし、身体は思うように動かないし。
狭いケージの中だけじゃなくて広い野原をおもいっきり駆け回ってみたいだろうなあ・・・。
なんて思って、一度お医者さんの帰りに長良川の土手で、脇を両手で支えて後ろ足だけ草の上につくようにしてみました。
始め、ちょっときょとんとしていましたが、やがて後ろ足をばったばった動かして草むらの中に入って行きます。
初めてのうさんぽですね。
好奇心いっぱい!
という感じでしたが、5分もすると私の腰が悲鳴をあげ始めました。
「かめ〜。。もう帰ろうよお〜。」
というわけで、かめには物足りなかったかも。

また近くの草っ原でやってやろうと思っていますが、なかなか天候と仕事の空きが合いません。

家の中でももう少し広いスペースで動き回れるようにしてやれないかなあ・・・とも考えていますが、いまだ良いアイデアが浮かびません。


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少しUPが遅れましたが、久しぶりにまたダルマ釜で焼いた瓦を葺きました。

ガス釜で焼いたものと比べると風情はあるのですが、焼成温度が低いため割れやすく、扱いが難しいです。
また、大きさにもムラができるので、すり合わせに手間がかかります。
しかし、雨の日の風情はなんとも言えません。

今回は施主さんの強い希望で採用することになりました。


煙突端部の納め。
わかるでしょうか。雨が瓦の下に回った時のために、捨て鈑金が施されています。

瓦というのは、小さな焼き物を何枚も並べて雨を防ぐ部材ですから、当然、雨が侵入する経路がいくつも考えられます。
そのため、表からは見えませんが、入っても外に出る、入っても外に出る、という仕掛けを二重三重に作ります。

これも職人の知恵の一つです。


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