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草空間設計
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例によって、ゆっくり更新です。(笑)

少し前の日曜日、林業体験会を行いました。
子どもたちの体験写真をUPします。

できるだけ顔が写らないように撮りました。
それでも判別できそうな感じで写っちゃったものは、ここにはUPしません。
悪しからず。


桑原さんが用意してくれた間伐用の立ち木まで、急な斜面を登ります。
前日の雨で石や倒木が濡れているので、転ばないように注意して。


桑原さんが、立ち木の根元の皮を切ります。


そして、みんなで引っ張って上まで剥きます。
この時期は水を吸い上げているので、けっこう簡単に剥けるんですね。

 剥けた皮。


まるで磨き丸太です。
この状態で放置すると、水を吸い上げられなくなった木は立ったまま枯れます。
上部の葉っぱが水分を蒸散するので、6ヶ月くらいでよく乾燥した材木になるそうです。
一種の葉枯らしですが、この方法だと他の仕事が暇な時に切り倒して搬出すれば、そのまますぐ乾燥材として使えるというメリットがあるようです。

このくらいの太さだと、間伐材はほとんど伐採搬出の費用が出ないほどの値段にしかならないため、これまでは切ってそのまま山に放置・・・という感じでしたが、これだと「少し採算が取れるのでは」ということでした。
「第一、面白いでしょ。」
だそうです。(笑)

この方法は桑原さんの独創ではなく、静岡県の方の林業者の主催する講習で教えてもらったものだそうです。
「きらめ樹」と名付けられていたそうです。
方法の名前かな? それともこれでできる間伐材の製品名かな?
ん〜〜〜。。ネーミングがちょっと・・・「山のオジサンくさ」くない?(笑)



林業は、植えたらそれでお終いではなく、収穫する80年くらい先まで人の手を入れ続けていかなければなりません。
人の手が入ることで森は生態系を豊かにしてゆき、水源としての機能も果たします。

こういう仕事における「人の営み」は、それ自体が「生態系の一部」を成しています。

ヒトもまた、大切な生態系の一員である
ということを思い出していただければ、と思います。


 草空間設計のHP   
https://soukuukan.jimdofree.com




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