草空間設計
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住みながらの増改築なので、エリアごとに順番に工事を進めてゆきます。
荷物を移動しながらの工事です。
ところが、ここへきて問題が発生しました。
増築部の外壁とあわせて左官を塗るはずだった玄関の壁に、ツバメが巣をつくり、ヒナが顔を出しているのです。
施主さんと大工さんたちは話し合った結果、この場所を工程の最後にもってきて、ヒナが巣立つのを待つことにしました。
全部で4羽います。
かわいいですよオ。
もう一つ、別の情報です。
昨年竣工した小さなギャラリー喫茶「森の音」がついに5月27日オープンしました。
近くに行く折があったら、ぜひ寄ってみてください。
住所:埼玉県北足立郡伊奈町5059-1
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まず1つ目は、住まい塾本部のお手伝いの仕事。
一宮の家。
2月に上棟しました。
結構大きな家です。
家の中心に2本、8寸(24センチ)の通し柱を持つしっかりした作りです。
3月に上棟しました。
敷地の庭側に増築するため、重機の入れないという条件の中での仕事でした。
材料も手で運び込み、太い梁も手で上げました。
もちろん、どちらも手刻みです。
ワークショップに参加したMさん親子から写真が送られてきましたので、UPします。
お菓子みたいな地層壁です。
Kさんから作品の写真が送られてきました。UPします。

お2人で参加されたので、作品は2点です。
ちなみにこの2点、それぞれ「麻生T郎」と「カールおじさん」と命名されたそうです。
そう言われれば・・・

たしかにそうも見えます。(笑)
お2人で参加されたので、作品は2点です。
ちなみにこの2点、それぞれ「麻生T郎」と「カールおじさん」と命名されたそうです。
そう言われれば・・・
たしかにそうも見えます。(笑)
型枠の中に、色や配合の違う左官材を順番に詰めていって、文字通り「地層」のようなインテリアオブジェを作ろうというものです。
中はこんなふうになっていました。
右の写真は、型枠を全部はずして表面をワイヤブラシでこすって骨材(細かい石など)を浮き出させたり、下地窓の間に詰まった左官材を掃除しているところ。
仕上がればこんな感じになるはず。
では、これを目指して作業開始!
割り竹で作った小舞の模型を発砲スチロールで挟みます。
発砲スチロールの部分は左官材が流れ込まないので、出来上がった時、穴になるというわけです。
これを立てて、左官材を入れてゆきます。
横から見るわけにいきませんから、出来上がりを想像しながら勘で入れてゆきます。
色粉を混ぜたり、石を混ぜたり、ガラスタイルを埋め込んだりしながら、地層を作ってゆきます。
このまま、そっと各自持って帰ります。
固まるまで3日ほどかかるそうです。
さて、3日後、型枠をはずした時、それぞれどんな作品ができているでしょうか。
楽しみです。
カッコイイですね。
みなさん、こんなふうに出来上がると良いですが。
実は、ずいぶん前に建物は完成していたのですが、雨が続いて外まわりの左官の仕舞いが遅れ、その後コンピュータが故障したためアップが遅れました。
建物はすべて国産材(杉)で、合板はまったく使っていません。
机の天板は胡桃です。
写真ではよくわからないかもしれませんが、大工さんが丁寧な仕事をしてくれたので、とても気持ちの良い空間に仕上がりました。
伝統的な技を使った手仕事の良さはこんなところにあります。
でも、1坪ていどの増築だったら?
そう、これも軽自動車1台分くらいのお値段で出来ているのです。
書斎やアトリエ、庭に作るちょっとした遊び部屋・・・。
プチ伝統建築のすすめ です。
それを本格的な伝統工法の技をフルに使って作ってみよう、ということになりました。
写真は工事前の状態です。
足固めは込み栓という栓でとめます。
これは昔ながらの伝統的な作り方。
足固めを差しながら立ててゆきます。
伝統工法はいくつもの木組みの仕口で力を分散させて建物をもたせる構造なので、組み立てる順序を間違えると建ち上がりません。
大工さんによって丁寧に仕口が刻まれています。
伝統工法ではこの「仕事」の良し悪しが建物の強度も含めた質を決定します。
貫は柱に差し通され、込み栓で固められています。
こうすることで強度だけでなく、粘りがでてきます。
今回は土壁は使わず、断熱材を入れ、ほとんどの工事を大工さんだけでできるように計画しました。
このあと、仕上げに入ってゆきますが、それは次回にアップします。
コンピュータの調子が悪くてアクセスできないでいる間に、3軒の建物の完成報告がたまってしまいました。
まずは1軒目。
名古屋市の市街地の変形敷地に建つ家。
細長い通路の先の建物に囲まれた場所に建つので、日光を取り入れるため、リビングダイニングを2階に持ってきました。
外の環境からはちょっと想像がつかないくらい、広がりのある室内になりました。
2軒目。
森の音のする家。
そうです。あれがついに完成したのです。
こちらは打って変わって、広々とした緑いっぱいの敷地に建っています。
近いうちに「木づくりの家の会」のHPにもアップする予定です。


2階広間と階段脇の小さな手洗い。
そして、和室窓からの借景。
どの窓からも緑がきれいです。
そして、3軒め。
埼玉県で建築が進んでいたギャラリー喫茶「森の音」(もりのね)。
本格的な焙煎コーヒーを入れる小さなギャラリー喫茶です。
実は10年ほど前、この近くで私はギャラリー喫茶「寧」(ねい)を設計しました。
そこの常連客だったオーナーが、自分もこんなギャラリー喫茶をやってみたいと思い立ち、「寧」のマスターの紹介でうちに仕事を依頼してきたというわけです。
今は、造園家の栗田さんによる外構工事が行われています。
オープンはまだ少し先ですが、5月に建物のお披露目を兼ねたギャラリーのプレオープンをします。
詳しい案内をご希望の方は、草空間設計までお問い合わせください。
名古屋市の市街地の変形敷地に建つ家。
細長い通路の先の建物に囲まれた場所に建つので、日光を取り入れるため、リビングダイニングを2階に持ってきました。
外の環境からはちょっと想像がつかないくらい、広がりのある室内になりました。
森の音のする家。
そうです。あれがついに完成したのです。
こちらは打って変わって、広々とした緑いっぱいの敷地に建っています。
近いうちに「木づくりの家の会」のHPにもアップする予定です。
そして、和室窓からの借景。
どの窓からも緑がきれいです。
埼玉県で建築が進んでいたギャラリー喫茶「森の音」(もりのね)。
本格的な焙煎コーヒーを入れる小さなギャラリー喫茶です。
実は10年ほど前、この近くで私はギャラリー喫茶「寧」(ねい)を設計しました。
そこの常連客だったオーナーが、自分もこんなギャラリー喫茶をやってみたいと思い立ち、「寧」のマスターの紹介でうちに仕事を依頼してきたというわけです。
オープンはまだ少し先ですが、5月に建物のお披露目を兼ねたギャラリーのプレオープンをします。
詳しい案内をご希望の方は、草空間設計までお問い合わせください。