草空間設計

 12月某日、M邸の棟持ち柱の伐採を見れるというので施主さんと大工さんと設計者で加子母の山へと出かけました。これはその時の立ち木が柱になるまでの記録です。

0cb95360.jpg 立ち木にお神酒をかけているところです。樹齢80年ほどの檜の木です。
 山は小雪がちらついています。








0a408190.jpg 南北の位置の印をつけます。柱として使うときに山に立っていた時と同じむきに使うと良いからです。






7cf6a2ec.jpg 木を倒す側を慎重に見極め、最初の切り口を入れます。







c66e7bc3.jpg8e82a3d4.jpg 木が倒れる瞬間。他の木を傷つけないよう、木と木の間に倒すようにします。








c69cb5c9.jpg 枝を掃います。







10c9be66.jpg 職人さんたちが切り株に枝を立てます。この場所に再び木が生えますように、というおまじない。








1340fb98.jpg96811bba.jpg 必要な長さに玉切りして、トラックに積み、運び出します。こういうことのためにも、細やかな林道の整備は必要なんですね。






cccce166.jpg 製材所に戻って皮むきです。施主さんも初体験。手のマメを破っての大奮闘でした。設計者も自分の設計した家の柱材の皮むきをするのは初体験。大工さんも手伝って、とうとう製材所の人たちの手を借りることなく全部むいてしまいました。




02045338.jpg 皮むきが終わると、いよいよ製材です。小口につけた南北の印をもとに挽いてゆきます。柱になるのは心材部分。辺材を含む周辺部分は板材になります。こんなふうに山の立ち木の状態から見ていると、普段は使わないコワ(端っこの所)までなんだかもったいないような気がして、何かに使えないかな、なんて思っちゃったりします。



4ef9b5c3.jpg 8メーター、6寸角の棟持ち柱。家の真ん中に立つ柱です。
 これからゆっくり乾燥させながら、上棟の日がくるのを待ちます。

 施主さんにとっても、設計者の私にとってもなかなかできない貴重な体験でした。
 段取りしてくださった大工さん、日曜日にもかかわらず私たちのささやかなイベントに協力してくださった製材所の方々、ありがとうございました。

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